最後の晩餐は大福餅と煎茶が良い

27歳になったら死のうと思って生きている

欺瞞の日

仲のいい友人とすこし食事に。

 

友人は仕事中の事故の後遺症でしばしば体調を崩すことがある。

今月は寒いからか特に後遺症がひどく、

なかなか仕事にも行けなかったことに加え

恋人との関係もうまくいってないと気づき

少し前まで病んでいた、と話していた。

 

会ったときには元気そうにしていたので

持ち直して良かったと話したとき

そういう時、友達にたくさん電話をしたら

落ち着いたとのこと。

 

最低な返しになるが話せる相手がいるだけ良かったね、と思ってしまった。

勿論そんなこと言わなかったけれど

この子にはそういう相談ができる人がいてよかったな、と。

 

正直に、わたしにはそういう相手がいないと言ったら

なにかあったら連絡してね!と言ってくれた

それはありがたかったけれど

きっと連絡することはないだろうな、と辛くなった。

 

彼女とはよく遊びに行ったしプライベートな話も頻繁にするし

友人の中では仲のいいほうなのだが

 

じゃあ唐突に、死のうと思ってますと言われる覚悟があるのかなぁと思う

私には無い。そんなこと相談されても...と思う

誰がむかつくとか、失恋して悲しいとか

そういう話は全然聞けるけど、パーソナルな要因でおきる死にたいという気持ちは

受け止めることは難しいだろう。

ましたや私のように、表面繕ってヘラヘラ生きて"楽しそう"にしてる奴が

死のうと思います、と言い出したところで

戸惑いしか生まれないだろうし

心療内科やメンタルケアを勧められるのがオチだ(たしかに行くべき場所とは思うが)

誰かに吐き出したところで、得たい言葉が無い。

なにを言われても、ありがとうしか返せない。

ひどい性格だとは思うが。

 

軽率に言われる「死なないで」ほど残酷な言葉はないと思う。

その人の苦しみも理解しないでそういう言葉は言わない方がいい。

単に無責任にしか思えない、空っぽな言葉にしか思えない。

そうして死なないでと言ったところで、私が死んでもその人の人生は続くし、私に与えるはずだった愛情がほかに向かうだけなのだから。

 

はて、どんな言葉をかけられたいんだろう自分は...

 

本日、おわり。